どーもケンジョウです!
Kindle版の漫画「骨が腐るまで」
「1巻」「2巻」が無料だった為、なんとなくで読んでみました。
なんだよこれw
すごく続きが気になるやないかいぃぃっ!!!
続きが気になりまくって夜も眠れなくなりそうでしたので、すぐに全巻を購入し全巻続けて読んでしまいましたw
話さずにはいられないくらいの衝撃だった為、「骨が腐るまで」の感想などを話そうと思います。

結論から言うと
- 最初は「濃すぎ!」「怖すぎ!」「胸糞!」です。
- ラストは「考えさせられる」
こんな展開です。
最後はハッピーエンドなのですが、僕が同じ経験をするならラストまで耐えられないですね( ;∀;)
ネタバレを見てしまうともったいないのでネタバレありとネタバレなしで2つ紹介しようと思います!
これではどうぞ!
【ネタバレなし】骨が腐るまでとはどんな漫画なのか
内容紹介
11歳の夏、人を殺して、洞窟の奥に死体を埋めた。それから毎年、5人の幼なじみは、夏休みの夜に儀式をする。罪を忘れず、友情を裏切らぬための儀式を。そして5年。16歳の夏。白骨化した死体。暴かれる嘘。姿のない脅迫者。鳴り響く電話と、命の千切れる音。骨は腐らず、罪は朽ちず。――いま、地獄がはじまる。
具体的に「骨が腐るまで」とはどんな漫画なのかをまとめると
- 主人公達が5年前に殺人を犯してしまう
- 主人公達で死体を隠す
- 死体を見つけた第3者が死体をネタに「死体の解体をしろ」などと脅迫の電話をかけてくる
- 第3者の要求に応じる度にさらに増えていく罪の数々…
第3者とはいったい誰なのか、そしてその狙いは….
さらに仲間の中に脅迫者と繋がる内通者がいるかもしれない疑惑…
簡単にまとめるとこんな感じです。
- レ◯プ未遂あり
- バラバラ死体あり
- 惨殺あり
- 過激表現多目
読んでいて病みそうになる漫画ですが奥が深く考えさせられる作品です。
気になる方はこちらをどうぞ!
全7巻で間違いなく「買っても後悔しない」作品です。
【ネタバレあり】
ここから先の記事は本編を完結まで読んだ人が読んでくれると嬉しいです。
本編を完結まで読んでいない人がネタバレを見ると「ストーリー展開」などがわかってしまって非常にもったいないです。
以下ネタバレ!
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最初の白骨化死体は誰なのか

毎年掘り起こしている白骨化死体はシンタロー君のお父さんです。
シンタロー君のお父さんは優しい人でしたが、
母親が他界してしまってからシンタロー君に暴力を振るうようになってしまいました。
それを見ていた
龍、遥、明、椿、のメンバーでシンタローを守ろうとシンタローの父親を殺害してしまいます。
そしてみんなで「誰にも言わない」と約束して封印して白骨化。
この流れですが、毎年掘り返さずにそのままにしておけば死体みつからなかったんじゃないの?これw
電話の脅迫者は一体誰なのか
電話の脅迫者はシンタロー達が小学生の時の北浜先生です。
最初はシゲさんと言う方が電話をかけ「自首」で終わるはずでしたが電話を乗っ取られました。
こんな感じ。
- 明が1人で自首をしようとするもシンタロー達に嫌われたくない
- シゲさんと言う人に「自首をさせるための」電話の依頼を頼む
- シゲさんが自首をさせる電話をかける前に殺される
- 北浜先生と椿に電話を乗っ取られる
嘘つきは誰なのか

嘘つきは椿ちゃんです。
ですがその嘘はメンバーを守るためでもありました。
罪の意識から時々、遥は「洞窟の遺体がバレないか」の確認をしに行っていました。
そこで北浜先生に怪しまれ遺体が見つかってしまいます。
北浜先生はそれをネタに遥を揺すろうとしたところ遥をかばい椿が身代わりになりました。

北浜先生はロリコンの変態教師です。
なぜ明は殺害されたのか

- 明を殺したのは北浜先生です。
- 最初に電話をかける予定だったシゲさんを殺したのも北浜先生です。
電話の声がシゲさんじゃないだけで明くんへの脅しにはなる為、最初の計画ではシゲさんの代わりに北浜が脅迫電話をかけるだけでした。
明はシゲさんの協力で自首をしようとしていました。
ですが北浜がシゲさんを殺害し、その遺体をバラバラにさせ指定の位置に埋めるをシンタロー達にやらせ「罪を増やす」ことで更に明くんの自首をさせづらくしました。
しかしシゲさんの遺体は見つかってしまいました。
結局、明くんは口封じのために殺害されてしまいました。
ラストはどうなるのか
ラストはみんな自首をして罪を償おうとします。
- シンタロー 少年院2年
- 龍 少年院2年
- 遥 少年院2年
- 椿 懲役8年以上13年以下
ですが、「罪は償えないもの」です。
「罪は償うものではなく背負い続けていくもの」なんです。
一生消えない重荷です。
【まとめ】「罪は償えないもの」

個人的には「先の展開が気になりすぎ」ってのが強いのもありましたし、めちゃくちゃ楽しめました!
少しだけ疑問に思っていた部分もありますがアマゾンのひとつのレビューが思っていることと被っているため
引用させていただきますね!(゚∀゚ 三 ゚∀゚)
犯人とずっとつながっていた仲間の正体。信太郎がたどり着いてしまった哀しい「真相」。
みんなで出した最後の結論。彼らの掲げた白旗が風に揺れる…ような最終巻。
真相が明らかになったのはいいですがフタを開けてみれば教師による女子児童への性的暴行
という実に気分悪い話で、種明かしの後はそのまま警察へ自首エンド。彼らの抱えた罪の意識は重要なテーマの一つではありましたが、一応「犯罪を隠蔽しようとする頭脳戦」のサスペンスだったのにずるずると状況が不利になり、一発逆転あるか?という見せ場もなくそのまま敗戦ではちょっとつまらないなあ…。
強い意志を持つ確信犯でもない、普通の高校生たちが足掻いた末に迎えた結末としてはリアルかもしれませんけど。
異常な大人に虐げられた彼らはどうすればよかったのか。
何か「悪いことしたらすぐ警察に出頭した方が身のためだぞ」といった道徳の教材みたいな
終わり方でした。うーん。
このレビューはすごく納得してしまいました。
「骨が腐るまで」おすすめです。